お腹がすいたときに炭酸水を飲むと満腹感が得られるのは、胃の中でシュワシュワの泡、つまり炭酸ガスが気泡化し、水の量に炭酸ガスの量がプラスされるためなのです。
実験データでは炭酸水を500ml飲むと胃袋はパンパンにふくれてほとんど収縮しないことがわかっています。そのため食べ物が入る余地がないという情報が脳に伝わり、食欲がわかず、満腹感を実感できるのです。
ただ、実際に500mlの炭酸水を飲むのは大変なので、ダイエット中の食事会など、ここぞというときの対処にしましょう。
ふだんは300mlを常温(20~25℃)で飲めば十分ダイエット効果が期待できます。このときのポイントは必ず「常温」で飲むことです。冷やすと反対に食欲を刺激してしまいますので注意しましょう。